回転数

ペダルの回転数は?
ある説によると90回転。別の人は100回転。様々な意見があると思う。
ツールで5連覇したランスアームストロングは登り坂でも90回転で走れたが、
普通のツーリストには
無理がある状態だったと思う。

しかし何といってもペダルの回転数は重要で、できる事なら80から100回転は
維持したい。車(F1)でも高回転というのはレーシングカーの常識で、低回転で走る
のはトラックが良い例だと思う。

回転は敏捷性に関係するのだが、若い年齢で簡単にできる回転が、ある年齢になる
とかなり練習を積まないと出来ない場合が多い。
ベルエキップの初心者朝練で回転重視の走りで行うのは基本的には回転が重要という事
と、初めてなので特に気を使ってもらいたい部分だから重要視している。

回転は負荷がかからない状態で行うのが基本
低負荷の状態で膝や股関節周りの小さい筋肉を発達させながら全体の筋肉バランスを付け
て行くように行います。回転でスピードが出ないからといって低回転でグイグイ走っても結果的
にスピードの自己満足に終わってしまうだけだと思います。体はレーサーというより一定速度で
走るトラックと同じ状態になります。

このステップが出来るようになってギア比を上げていきます。既に回転練習で膝周りの筋を支える
小さい筋肉が出来ている
ので大きい筋肉を付けても関節の負担が少なくて済みます。
車に例えるとサスペンションを支える部分にあたります。

回転数を上げると
お尻が上下に弾みますが、これは踏んでいるほうの反対側にも力が入っているからです。
余分な力が(左右のペダルに入っている力)が共にペダルを踏んでいるために
おこるのですが、右が踏んでいる間は左側は脱力していれば弾まないです。
回転が速いと意識的に出来ないので軽めのギア比でゆっくり回してトレーニングも
効果があると思います。

ほとんどの人が回転の重要性を知らないために心拍計で心臓(エンジン)のみを鍛えて、
それを支えるシャーシ(体幹部)やサスペンション(膝や股関節)を無視しているのが残念です

回転系の練習は回転数以外は数字に出来なく器具は使えないので面白くない単調な
トレーニングですが、大変重要な部分です。

年齢は40歳以上は敏捷性という面ではなかなか向上しないのですが、平均回転数が70くらいなら
十分可能と思います。
10代なら80から100は簡単に回せると思います。
敏捷性は10代位までは付くということです。

心拍トレーニングと回転練習とどちらが重要かという天秤にかけると・・・
初心者クラスは回転練習がまずありきです。
回転をうまく回せるようになると自然と心拍数も下がってきます。


脚を効率よくクルクル楽に回せないと心臓に負担がかかるだけです。
回転をマスターした人は次のステップで心拍トレーニングを導入します。


ヨーロッパでよく見た光景で・・・・・
ヨーロッパのレースはサポートカーが走るのですが、パンクするとその車の後ろに付いて
先頭集団まで戻ることができます。その時、当然集団より速いスピードで戻るのですが。車の
後ろに付いても良いため、ある程度休むことができます。速い選手が休む時は車の後ろでも
回転で回していますが、切れそうな選手は重めのギアでスピードを維持しようとします。
(レースに出た人なら判りますよね)つまり回転を維持できなくなり重いギア比でスピードを
保とうとするのですが、かえって乳酸を溜める結果となりやがて切れていきます。
逆にそこで強い選手も重いギア比を踏んでいる事があるのですが、強い選手は
回転を落とすことで心臓を休めているという全然違う状態になっています。

つまり回転力+トルクのある選手は苦しい場面でも重いギアを踏めますが、
そうでない選手にとっては全くの逆効果になるということです。
重いギアを踏める事はある意味重要ですが、その前提としてスムーズな回転というのが
あっての話だと言う事です。


いろいろインデックス







07.7 修正