2005 全日本選手権(個人ロード) レースレポート  BY MASUDA

コース:修善寺CSC右回り
距離:112km(8km×14周)
天気:晴れ
気温:約30℃
出走:74人

レースは9時スタート。少し早い気もしたが、余裕を持って3時間前から準備開始。

いつもと違うのは、補給食を用意したところ。
内容的には全てゼリー系の流動食。固形物は、以前レース中に食べて死にそうになったことがあるので却下。

ドリンクのボトルは自分が持っている分で2本しかなく、宗政さんの私物を借りることになった。
後になって思ったのは、結果的にレースでボトル6〜7本分補給したので、もし宗政さんがいなかったら…ということ。確実に死んでいました。

軽いストレッチの後、7時50分頃からアップ開始。
CSCの8kmは未体験だったので、コースに出て1周と半分回る。アップ中も、レースでハンガーノックにならないよう、補給食を食べる。

そうしてスタート15分程前にラインにつきました。
BSエスポワールの選手が6人。レース展開の鍵を握ると思われるチーム。要チェック。
キナンCCDの中村選手も要チェック。
学連の選手は勉強不足により、データは門田杯のリザルトのみ。

レーススタート。
最初の1、2周は超ハイペースになるのかと思いきや、普通にサイクリングペース。

最初自分は、後方に位置していたのでハイスピードな展開だったら危なかったと思う。

集団が大きいうちは、下りで前に上がるのは迷惑かつ危険なので、安全に登りで前方に上がっていくことにした。

3〜4周目には、集団の前方に出て走れるようになる。
ここまでにポケットから補給食1つ消費。(ペースが上がってからでは難しくなるだろうと思い)
水分もこまめに取る。(後々のためにも)

そうこうしているうちに補給開始の許可が出る5周目(??)、ホームストレートへの登りで集団が少し分解して、10人近くが先行。

このグループにキナンの中村選手が入りBSの選手もチェックに入っている模様…。

BSの大部分はメイン集団に残っている。
(実はこの時既に、更に先を、法政大と立命館の選手が逃げていたらしい)

レース中盤は、BSの選手達が前との差をコントロールする展開。
ペースも上がったので、集団が徐々にではありますが、小さくなっていきました。

自分は、先行するグループが気になって仕方なかったのですが、『孤独な時は強いチームの力を最大限利用しろ』というエンドさんの教えを思い出し、先頭を固めるBSのすぐ後ろをキープ。

しばらくして、3kmコース(秀峰亭から左に入っていくコース延長区間)で先頭グループを吸収。

この時、皆ホッとしたのか、ペースが緩んだがカウンターアタックは無し。
ここは自分も休みたかったので好都合。

BSの新城選手は涼しい顔。エースとしてまだ温存しているのだと感じました。

この間も先頭で法政が逃げ続けている様子。

メイン集団では中村選手がペースを上げようと前を引くが、なかなか誰も続きません。

自分は明らかに無名&ノーマークなので、誰かのアタックに反応するしかないと悟る。

ちなみにメイン集団の法政の選手は、逃げを吸収されては困るので先頭に出ると微妙にペースを遅くしていました。

ここでまたもBSの選手達が集団を引いて徐々に差が縮まる。
この時は、引いてと言うよりは、無理矢理アタックやら何やらで、ペースが上がったような気もします。

このあたりから、運動による発熱と、太陽熱、路面からの照り返しが厳しく感じられてくる。
ボトルも毎週回受けとる。

レース終盤、残り5周になると前2人との差も1分を切り、BS新城や、キナンCCD中村といったエース級の選手が、3kmコースのキツイ登りでアタック。自分もここしかないと思い、反応。
ここでメイン集団を飛び出したのはBS新城選手、キナン中村選手、鹿屋体育大、自分でした。

先頭2人を4人で追撃する道中、ホームストレート前の登りの1つ前のダラダラした長い登りで、中村選手が足を攣って一瞬後退。
水分補給を失敗していたのでしょうか。しかし下りに入る頃には復活していました。
中村選手は序盤から積極的に走っていたので、本当に凄い選手だと思います。

その後、ホームストレートで先頭2人を捕まえると同時に、鹿屋&自分は遅れてしまいました。
全く持って実力不足です。
ちぎれてから1周は鹿屋の選手と協力して前を追ったのですが、ホームに続く長い下りを引いたら、ホーム直前の登りで遅れてしまい、単独6位独走状態になりました。

それから3周は地獄。
足を使ってしまい、集中力が切れ、暑さが気になり始め、食欲もなくなり、良いことは何一つ起こりません。

サポートバイクの方にタイム差を教えてもらっても、気になるのは後ろとの差。この時点で既に弱気になっていました。

もはや登りでは15kmをきるペース。

そんな中、沿道で観戦する人達や、後ろからついてくる審判車に『あと少し!頑張れ!頑張れ!』と応援されて、力をもらうことができました。感動です☆
ミヤタの栗村さんに声をかけてもらった時はシビレました。

…しかし、下りで踏めず、登りでも回せずで、残り2周になると後ろの集団から出てきた日大の選手に抜かれ、ラスト1周で早稲田の選手にも抜かれます。

暑さのあまり、グローブを道端にポイ。サングラスもポイ。
(途中、一番捨てたかったのはメットだったのですが、取ったら失格になると思い、踏みとどまる)

結局8位でフィニッシュ。
ゴール後しばらくは動けませんでした(軽く熱中症気味)

今になって考えてみると、「限界だと思うのは自分の心がそう言っているだけだ」この言葉のツボに、はまってしまったような気がします。
根性鍛えなおそうと思ったレースでした。

完走 18人
時間 3:38;19
平均速度 30.8km/h
最高速度 78.9km/h