‘05 めおとジャーニー ツーリングレポート【自宅〜伊豆下田編】
2005年9月 Byベアー
《まえがき》
昨年春先から体調を崩し病状が進んでいた兄のこともあり今年のツーリングは止めようかと考えていたが、
ここにきて担当医も想像していた以上に治療の効果が認められるという状況なので決行する事にした。
とはいえ、もしもの時にはすぐ戻れるようにとの考えと、昨年で自宅を基点として反時計回りでの
本州縦断を終えているので今回は自宅から時計回りで海岸線を南下することにした。前年度のゴール地点を
翌年のスタート地点にするというルールに反するがやむをえない。更に、従来との変更点その2として今回は
カミさんに百歩譲って全泊宿泊とした。その3は、全泊宿泊であれば荷物が少なくて済むということで自転車
はロードバイクを使用することとした。
さて、装備であるが、デローザ号はシートポストキャリアを装着し小型パニアバックの一個をキャリア上面に
固定して、フロントはDHバーにウェストバックを装着すると決めた。しかし実際にシートポストキャリアを取
り付けてみると重心が高すぎるのとサドルが邪魔してパニアバックの装着が困難である事が判明したため急遽
フレームがドロップオフして低重心のTOPEAK製Beam Racksを購入した。
手もとに届いたBeam Racksは意外と小ぶりで、パニアバックをキャリア上面に固定するのが頼りなげだったので
アルミフラットバー2本をビス止めして上面を拡大した。併せてパニアバックもワンタッチ(4アクション)で
装着できるようにとちょこっとカスタマイズド。カミさんのパナソニック号にもえっちゃんから借用したDHバーを
装着してウェストバックを固定したが2台とも意外とすっきりと纏まった。これで準備完了と思ったらライトを
取り付けるスペースがなくなったため、ライトホルダーを自作しフロントホイールのクイックで共締めして
ライトを装着した。
パッキングした荷物の重量はデローザ号;パニアバック4.8kgとウェストバック3.4kg。
パナソニック号;ウェストバック4kgである。
《初日。9月18日。快晴》
いよいよスタートである。
6時15分。町内清掃をしているなかを自転車で通り抜ける勇気は無いのでその前に自宅を出発した。
アーム&ニーウォーマーを着けて目指す第一CPは名取市ゆりあげである。
7時10分。ゆりあげ着。ゆりあげ朝市で朝食。噂の中国人屋台で水餃子、焼き餃子、ショウロンポウを
食する。これはかなりの絶品だった。その他各種の試食や焼きおにぎりを食べていたら7時50分になった。
ここに着くまで走り出して直ぐに左脚に違和感があったのでクリートの位置調整をし、メールのやり取りなどを
してアームウォーマーを外して出発したのは8時をまわっていた。
ここからは路面の荒れた自転車道を迂回していつものベルエキ朝練外周コースに合流。海岸線に出た所で
対向してくるJさんとすれ違った。更に進むと高速練習中だという横ちゃん、NARA君たちベルエキU−26
チーム4人衆に遇う。みんなこの後ベルエキ朝練に行くのだろう。
8時50分。41km。亘理のセブンイレブン着。ここからはチームメイトの奥州朝練隊長こと三浦君が
80km.先まで伴走する事になっていた。最近ロングライドにはまっているという彼の今日のテーマは
160kmライドだそうだ。三人で車の少ない海沿いの県道相馬亘理線を快調に進む。相馬までのこのルートは
2日前に3日間の相馬出張を終えて車で通った道だ。
10時20分。71km。相馬港で休憩。この先暫らく進んで緩やかなアップダウンを繰り返してR6に合流。
11時25分。97km。原町市のセブンイレブンで休憩。ガリガリ君、レーズンカスタード、水2Lを補給。
天気が良くて風は無く、かと言って暑くはなく絶好の自転車日和だ。
12時50分。125km。浪江町のセブンイレブンでランチタイム。食後ここで戻ると自宅までちょうど
160km.だという三浦君と別れる。
15時15分。167km。いわき市のファミマで休憩。水1Lを補給してパピコ(グリコのアイス)と
コークでリフレッシュ。今日のゴールのいわき市平までは200kmの予測だったがそんなにはないようだ。
16時30分。182km。今日の宿泊先である海辺の、平YHに無事到着。いわき市営だという
このYHは往年のYHのシステムを堅持していてアルコール類は置いておらず、部屋は二段ベットの
6人部屋だった。歴史を感じさせる鉄筋建築だが2食付で2,980円は感激である。飲酒はOKだと
いうのでシャワーを浴びた後周辺で唯一酒類を扱っているという雑貨店に買出しに出かけた。
500mL缶ビール4本を購入。初日の無事完走を祝し乾杯!残り2本は18時半の夕食時まで
ホステラー用の冷蔵庫に保管した。
【本日のデータ】
走行距離;182km
走行時間;7時間30分
平均速度;24.0km/h
支出;10,126円
《2日目。9月19日。晴れ》
いつものように5時に目覚めたが今日はゆっくりと15分頃にベッドを出た。外に出て20メートルほど
先の海岸に行き日の出を見る。ちょっと遅かったが上半分を雲間に隠した赤い太陽が見えた。
朝食は7時半からなのだがスタッフの好意で7時過ぎに食べることができ、7時50分にスタッフに
見送られてスタートした。R6を南下する予定でいたがYH脇の海岸線の県道382、県道15を
進みR6に合流。
9時30分。37km。北茨城市に入った所で1回目の休憩。ニーウォーマーを外す。
10時25分。60km。日立市のサンクスでヨーグルトとスポーツドリンクを補給。
11時40分。81km。日立市のCOCO’Sで早めのランチ。ここまでもこの先も緩やかな
アップダウンが続く。この後、チームメイトの奥州北陸支店長こと梅ちゃんの初任地と聞いていた
東海村の広大な原子力施設の脇を通過。
13時55分。113km。道路両側のサツマイモ畑を見ながら進み鹿島郡旭村のホットスパで
パピコタイム。水2Lとドライフルーツを補給。このころから左脚アキレス腱周辺に痛みを感じる。
上りはすべてダンシングをしていたのでその影響だろうか。前日にクリートの位置調整をしてからは
ペダリング時の左脚の違和感はなくなっていたのだがペダルとシューズをツーリングに使用している
ものと交換した際にサドル高さを確認していなかったのでサドルが高すぎたようだ。とりあえずサドルを
3mm下げてみた。
16時10分。156km。鹿島市で今回のツーリングで初めてミニストップを発見。
迷わずベルギーチョコソフトを注文。コークも購入した。ベルギーチョコとコークを交互に口にする。
パピコとコークの組合せもグーだけどこっちの方がベター。
17時30分。187km。本日の宿泊地の銚子に到着。事前にネットで調べた旅館を予約したが銚子駅前
のビジネスホテルに変更。ちょっとチープな感じだけど良心的な対応となによりツインで9,450円
の条件に満足して17時50分にチェックインした。
ホテルの向かいのデパートでビールと食料を購入して部屋で乾杯!
【本日のデータ】
走行距離;187km
走行時間;7時間40分
平均速度;24.4km/h
支出;15,417円
《3日目。9月20日。曇り時々晴れ》
今日も5時過ぎに起床。今日は200km走行予定なので早めに出発することにした。
6時25分。今日もニーウォーマーを着けてスタートしたが曇っていて湿度が高い。前夜サドルを
更に2mm下げたが、これでペダリングがいつものフィーリングになった。
7時10分。13km。セブンイレブンで朝食。セブンイレブンの裏手に海岸沿いを走る自転車道が
ある事を発見した。飯岡九十九里自転車道というそれは路面も良好でなにより広大な九十九里の砂浜を
すぐ脇に見ながらの走行は快適そのものだった。
8時45分。43km。山武郡成東町のミニストップでドライフルーツとコエンザイム入りという
キャンディーを補給。自転車道から離れ狭い県道を行くが車は少ない。
10時30分。76km。夷隈郡岬町のセブンイレブンでレーズンカスタード、スポーツドリンク、
水2Lを補給。ニーウォーマーを外す。テーピングテープを持参している事がわかり、早速両アキレス腱を
固定したら幾分ペダリングが楽になった。その後、ドラッグストアで湿布薬とテーピングテープを買い足した。
11時55分。97km。勝浦市の海辺のレストランでランチ。見た目の雰囲気は良かったが
スタッフは無愛想。おまけに値段がやけに高く、海の幸をと考えていたが僕はカツカレーで
カミさんは生姜焼き丼で我慢した。
13時30分。119km。脚の痛みが酷くなってきたので鴨川シーワールド前のバス停で休憩。
先程購入したテーピングテープと湿布薬で足首のテーピングを補強した。直ぐ脇の園内からイルカの
鳴き声とお姉さんの声が聞こえる。イルカのショーの最中のようだ。
14時20分。128km。まだ幾らも走っていないが道の駅鴨川オーシャンパークで
コーヒータイム&作戦タイム。予定ではこの先の丸山町でR128と分かれてR410〜フラワーラインを
経て岬を廻り宿泊地の館山に向かう予定だったが、脚の状態を考慮してこのままR128を行く事にした。
その結果30km位ショートカットになった。
15時50分頃館山駅に到着してホテル探し。4件目で希望のホテルを予約した。
16時00分。158km。ニューきくやホテルにチェックイン。まずは缶ビールで乾杯!
ツインで10,500円なのであまり期待していなかったが館山湾に面した広い部屋は冷蔵庫付きで
バスルームも広い。無料の洗濯機を回している間に明るく小奇麗な家族風呂で汗を流し、近くのジャスコに
明日の朝食を仕入れに出かける。
実は、この館山ではひと月ぶりの再会を約束していた人物がいる。チームメイトの河原君である。
279トンの若吉丸の船長である彼は現在館山港を母港にして関東方面で仕事をしているので、
都合があえば一緒に食事しようと連絡を取り合っていたのだ。
18時頃、彼の行きつけの居酒屋さんで再会を祝して乾杯!
【本日のデータ】
走行距離;158km
走行時間;6時間25分
平均速度;24.5km/h
支出;25,230円
《4日目。9月21日。曇り》
今日は恐怖の都心通過となるので早めに出発しようと5時過ぎに起床。曇っていたので日の出は
見えない。昨夜、河原君から都内は車が多くて自走は大変だよ、金谷から横須賀までフェリーが出
ているよと情報を得ていたがあくまで自走にこだわる事にした。
6時30分。スタート。今日も海沿いの狭いR127を進む。アップダウンとトンネルが多い。
海岸線から離れてR16へと進む。
8時10分。37km。道路わきで休憩。ニーウォーマーを外してストレッチ。道路両側の落花生畑を
見ながら進む。最初は落花生畑だと気づかなかったがどうやら収穫期らしく、落花生が沢山付いた茎を抜いて
逆さまにして畑に並べて天日干しているようだ。
8時50分。48km。片側2車線の路側帯を走っていたら後ろでタイヤの破裂音がした。
カミさんの前輪がパンクだ。チューブに大きな穴が開いていたがタイヤに異物は刺さっていなかった。
CO2ボンベを使用して処置し9時3分リスタート。
9時50分。73km。ミニストップでベルギーチョコソフト&コークタイム。チョコパンも補給した。
千葉市まであと30kmだ。今日は湿布薬とテーピングで入念に足首を固定したので痛みも少なく
ペダリングが快調だ。
11時25分。91km。千葉市のサイゼリアで早めのランチ。ここまでもこの先もR16は道が狭く
大型車が多くて怖かった。千葉市からはR357で船橋〜浦安〜都心〜R15のルートで横浜へと進む。
市街地のこの区間はさすがに車が多く交差点でのゴー&ストップが続きスムーズに走れない。
雲行きが怪しくなってきたのと早く都心を抜けたいという気持ちが強く、気がついたら千葉市での
ランチタイムの後一度も休憩しないまま横浜のJR桜木町駅に着いた。
17時5分。164km。JR桜木町近くのブリーズベイホテルにチェックイン。
ツインで13,500円だが部屋はきれいで設備もよくかなり得した気分。シャワーを浴びると
メールを着信。
単身赴任で1年半前から横浜に住んでいる親友からだ。一緒に食事しようと約束していた彼は会社が
近くだというので待ち合わせ場所のJR桜木町駅に着いていた。着替えを済ませ彼がリザーブしていた
みなとみらい(えむえむと呼称するらしい)の小洒落たレストランで9ヶ月ぶりの再会を祝して乾杯!
【本日のデータ】
走行距離;164km
走行時間;7時間26分
平均速度;21.9km/h
支出;25,192円
《5日目。9月22日。曇りのち小雨のち晴れ》
5時起床。いよいよ最終日である。今日も(今日は)200km走行予定なので、昨夜コンビニで
仕入れておいたおにぎりとヨーグルトで朝食を済ませて6時40分スタート。
R1に出てからは平塚まで大渋滞の車の脇を進む。予定ではR1からR16〜R134のルートで
三浦半島を廻り鎌倉経由でR1に戻るはずだったが、R1をそのまま進んで平塚まで来てしまいかなり
のショートカットになってしまった。
9時0分。42km。偶然見つけた海沿いの自転車道に出た所でパナソニック号の前輪のサイドウォール
からチューブがはみ出ているのを発見した。どうやら前日パンクした際にバーストしていたようだ。
早速8mmほどの亀裂を裏側からガムテープを貼って補修した。
9時45分。49km。ミニストップでりんごジュース、野菜ジュース、菓子パン、団子を補給
(これは二人分ね)。
11時35分。77km。細かい雨が降ってきたので上だけレインウェアーを着用してバックにも
レインカバーを被せた。この辺りから険しい海岸線沿いのアップダウンが続く。
11時50分。81km。雨の上がった熱海市のローソンで僕は焼きうどんとおにぎり、カミさんは
オムレツを購入して向かい側の海沿いの公園でランチタイム。たいした雨でなくてよかった。
14時15分。109km。ローソンでパピコ&コークタイム。休んでいる間に体が冷えてきたので
アーム&ニーウォーマーを着けて出発。坂を登っていくとMTBのグループが見えた。キャリアに
テントマットをつけたバイク、パニアバックをつけたバイク、ザックを背負ったバイクなどの学生風
の5人の若者達だった。コンチワー、チワッスッ!と挨拶を交わしてそのまま追い越した。
しばらく走って後ろを振り向くとカミさんの後ろにパニアバック装着の1台がついていたがそのうち
見えなくなった。
15時58分。144km。下田市に入って眺望のよいパーキングで休憩。
遥か先の眼下に最終目的地の下田の街が見える。それにしても今日のここまでのコースはHCの連続だった。
おまけにガードレールのすぐ脇は100メートル以上の断崖絶壁で下は海の所が何箇所も続き、
おもわず覗き込んだらへそのあたりが痒くなった。高所恐怖症の自転車乗りにはお薦めできないルートだ。
16時30分。伊豆急下田駅に到着。駅舎の表に設置の足湯に浸かり疲れを癒す。
17時0分。155km。道に迷いながらもホテルウラガにチェックイン。
無事の完走を祝ってカンパーイ!!ツイン10,500円のホテルウラガは銚子のビジネスホテルより
ちょっとだけランクが上だった。下田は温泉街だがホテルウラガには温泉が無いので近くの温泉公衆浴場
昭和湯に行く。無色透明の単純泉で浴槽がやけに深くて首まで浸かると中腰になった。
温泉で汗を流した後はちょっと歩いて海鮮料理店の磯華亭で今回のツーリングの打ち上げ。
生ビールと海の幸で改めてカンパーイ!!!
【本日のデータ】
走行距離;155km
走行時間;7時間5分
平均速度;21.8km/h
支出;21,178円
《6日目。9月23日。晴れ》
6時ごろ起床。今日は午前中下田を観光して午後から輪行で下田〜東京〜仙台の予定。
近くのローソンで仕入れた朝食をホテルの部屋で食べた後、100%カミさんの希望に沿って、
身軽になった自転車で下田の町を散策する事にした。特筆すべきは唐人お吉のお墓と記念館のある宝福寺。
歴史物には興味の無い自分だがお吉の波瀾に満ちた悲劇的な生い立ちを知りちょっとしんみりとなった。
その後は不要な荷物と土産を自宅に発送して13時40分発の特急踊り子号で東京へ。東京からは
夜行高速バスで帰仙する予定だったがバスが出るまで時間がありすぎるので割高だが17時32分発の
新幹線に変更。仙台駅から東北線で岩切駅へ。岩切駅で輪行袋を解き自走で自宅へ。20時30分無事に
自宅到着!
【本日のデータ】
支出;49,306円
【5日間のデータ】
総走行距離;846km
総走行時間;29時間6分
平均速度;23.3km/h 【費用】
156,449円
《あとがき》
@
カミさんに百歩譲って企画した今年のツーリングだったがやっぱりクレームがついた。
ロードバイクなので毎日ついつい距離を伸ばした結果、『何処にも寄らずただ走るだけ』と愚痴られた。
でも、6日目には観光もしたし3日目4日目は友人と飲んで楽しいひと時を過ごしたじゃないかカミさんよぉ。
A
今回は最後までアウターギアで走りきった。登りは殆ど全てダンシングだったせいか、
アキレス腱を痛めていまだに痛い。因みにカミさんは最終日の伊東市あたりのHCだけ
インナーを使用したそうだ。
B
TOPEAK製のシートポストキャリアBeam Racks に搭載した荷物はキャパシティー内の
4.8kgだったが路面の荒れた場所や段差越えには注意を払った。それでも何度か衝撃を与えて
しまったが850km余りの走行を終えてもバイク本体やキャリア本体へのダメージは皆無だった。
しかし1点支持の取付け強度には不安が残ったので次回は後輪のクイックを利用してサポートを
取れるよう細工してみたい。
C
自宅に戻ってヘルスメーターに乗ったら体脂肪が普段より5%減の12.5%だったが
いつもの生活に戻ったら14.0〜15.5〜16.0〜17.0〜15.5%とこちらも
いつものレベルに戻ってしまった。
D 毎年回を重ねるごとにエスカレートして(?)1回の走行距離が伸びてきた。来年はどれくらい走るのだろうか。。。