栗駒ヒルクライムTTレポート by KOME

遠藤さんの、「たまには、主催する立場のレポートもいんじゃないか」という一言に、それもそうだなと思いました.。思いつくままに書いてみます。

 
栗駒TTを思い立ったいきさつ
 私は一関に住む47歳の中年サイクリストKOMEと申します。現在、特にどこのチームにも所属しておりません。
自転車ロードレースを始めたのは17歳の学生の時で、その頃の私は県大会優勝を目指して毎日のように100km位走ってました。就職後はあまり走らなくなったのですが、40歳過ぎてからUターンで東京から岩手に引っ越してきて、環境が変わってまた走りたくなり、同年代の昔の仲間もいるし、自転車っておもしろいなって改めて思えるようになりました。そして45歳から年代別のレースにも参加するようになりました。
 昔は岩手県の大会は登録選手のみで春と秋に2回あって、それしか参加しませんでしたが、今は我々のような未登録の中年サイクリストも参加できるレースが各地で開催されるようになり、同世代の層も増えてとてもいい時代になったなあと思います。
 しかし、一番楽しみにしていた高田ロードが今年から無くなってしまい、宮城の加美町ロード、秋田の六郷ロードも無くなり寂しい思いをしておりました。
日帰りで行けるロードレースが少なくなり、だからといって遠い関東の方まで足を伸ばして大会に参加というのも辛いので、身近で楽しめるレースを自分達の手作りで企画するしかないんじゃないかと思うようになりました。

 自分達の地元一関の西には有名な栗駒山(標高1627m)があります。R342の栗駒山ルートの峠の頂上の須川温泉(標高1100m)まではとても走り甲斐のあるコースで、仲間と一緒に、ある時は独りで年に何回も登っておりました。頂上は岩手・秋田・宮城の県境になっているところです。いつか、ここで他の県からも来てもらって大勢集まってヒルクライムレースが出来たら良いなと思っておりました。
 今年の6月の安比ロード参加の時、親しくしている秋田のSHOWAチームの○野さんに、「いつもなら高田ロードがある頃に、今年は無くなってしまったので、栗駒ヒルクライムTTでも共同でやりませんか」と持ちかけたところ、それはおもしろい、是非やりましょうということになり第1回栗駒TTの企画がそこから始まりました。
 
TT開催への道のり 
 SHOWAのチームは大所帯なので20人位来るかもしれないとのこと。ところが、私のほうの知ってる仲間は6,7人しか来れそうにない、お呼びする側がこれでは格好がつかないと思っておりました。そこで考えました。7月末の鳥海HCに参加した時に栗駒TTの宣伝チラシ(私の仕事が保険屋なので仕事してるふりして作った)をいろんな人に
20枚ほど配りました。

 また、PCはそれほど得意ではありませんでしたが、初めてのブログ「中年サイクリストは行く」なるものをつくって、TTの要綱をいろんな人に見てもらえるようにしました。
そのうちに、たまたま、わたしは話しもしたことがない奥州市のNUMAさんという人が、ベルエキップ遠藤さんに「こんな人がこんなこと企画してるよ。」と伝えてくださったんでしょう。こんな会った事もない岩手のどこのチームにも所属していない一匹狼(おとなしい性格なので一匹羊?)の、どうなるかわからないようなTTの企画をベルエキップのHPの真中に載せていただきました。お陰様で、HPを見て知ったという会った事もない人からの反響が秋田、宮城、岩手、山形の各県からあり、参加申し込みがいつのまにか増えてゆきました。自分の夢が叶ってきたという、とても感慨深いものがありました。

 こんな支援者がいてくださるんだから、しっかり準備して皆さんに喜んでもらい成功させようと、一関の仲間、武ちゃん兄弟や貴さんと何度か打ち合わせをし、それぞれの役割、用意する物を決め、下見して最適なスタート地点・ゴール地点を決め準備しました。独りでは荷が重いですが協力してくれる仲間との打ち合わせは、皆わくわくする思いでした。ベルエキップの遠藤さんからは立派な景品の提供とても感謝しております。
 そして迎えた第1回めの栗駒TT。とてもいい天気に恵まれて、いろんな地域から来た27名の参加者と栗駒の山を楽しく(苦しく?)走ってきました。その時の様子は既にNUMAさんのレポートにて載っていますし、詳しい内容は「中年サイクリストは行く」http://wind.ap.teacup.com/mikio/の前半の方に載せてありますので興味のある方はどうぞ。
 
第2回栗駒TT
 第1回目の時に参加者の皆さん(8歳〜40代、50代、なかには最高齢、秋田の細谷さん71歳もいた)が、このこじんまりとした手作りのTTをまるで子供のように楽しんで、またさまざまな地域のサイクリスト同士が交流しながら皆で盛り上げてくださって、とてもスムーズに終えることができました。準備の苦労など吹っ飛んで、やって良かったなあと思いました。そして、即、次も企画しようと思いました。
 第1回で要領を得たので2回目の準備は楽でした。ベルエキップのHPにも再びど真ん中にアップしていただき、今回の参加者の半数以上はそのHPをみて申し込んできた人達でした。それにしても、HPに載せてもらった後のわがブログへのヒット数の多さには驚きました。
 第2回めはコースを少し変えて宮城県側の花山〜湯浜峠コースで行い、24名の参加者とまた楽しく(苦しく?)走ってまいりました。
スタート係とカメラマンはいつものNUMAさんです。私以上にこのTTに愛情をそそいで下さり力になっていただき感謝しております。二人の息子さんも将来楽しみですね。岩手版福島兄弟のようになるかも?スタッフの足りない部分は参加者の奥さん、応援に来たM目さんの奥さんにも手伝ってもらい、TT終了後はひとりひとりの自己紹介、感想なども聞き、前回よりもちょっとは進歩したかなという感じです。

 コース途中には温湯(ぬるゆ)温泉があって、わたしは用事で寄れなかったですが皆さんは温泉交流会やって帰られた方も多かったようです。
 来られた方ひとりひとりにドラマがあると思います。中には石巻から自走で来て参加し、また自走で帰ったHiroさんという方もいました。また、自分のトップを狙えるのを断念して他の参加者のBIKEトラブルを助けてあげた○岩さん、この二人には特別賞をあげたいなと思いました。今回トップタイムの大船渡のS藤さんも41歳だし、2番目のタイムの仙台のM目さんは50歳、全体的に見て40代が(自分と同世代が)頑張っているって何か嬉しいなあと思いました。なお第2回めの詳しい内容はこれも「中年サイクリストは行く」http://wind.ap.teacup.com/mikio/に載せてありますので興味のある方はご覧になってください。
 
最後に
 主催してみて、参加者の感想の中に「自分達は楽しましてもらったけど企画運営するの結構大変だったんじゃないの?」と察して下さる方が多かったけれど、その一言をもらえるだけで、いや、たとえもらえなくても、皆さんが楽しんでいる顔を見れただけで手間をかけた甲斐があります。
 私の場合、協力してくれる大親友の武ちゃんが細かいところをいろいろ気がついて全部やってくれるし、とても要所を心得て手伝ってくださるNUMAさん、その他応援に来た奥さんなどに手伝ってもらい、手作りで出来る範囲の20数名の参加者でおさまっているのでうまくいったなあと思います。
 ほんのちょっとの「やってみよう」という挑戦する勇気と、時間と仲間がいればこの程度のTTは企画できるし、本当に楽しめるイベントを待ち望んでいる中年サイクリストがいっぱいいるんだろうなと思います。これから自分も企画してみようという人の参考になれば幸いです。
 最後にベルエキップさんのご支援にはとても感謝いたします。


トップページへ戻る