‘07 めおとジャーニー ツーリングレポート【名古屋~伊豆下田編】

 

2007年9月

熊谷

 

 前回のゴール地点を次回のスタート地点として繋げるツーリングのルールをちょっとだけ変更して今回は逆ルートで、ゴール地点を前回と同じ伊豆下田としてスタート地点は名古屋とすることにした。

 スケジュールは仙台~名古屋をフェリーで輪行。名古屋から知多半島を回って蒲郡泊。蒲郡から渥美半島を回って浜松泊。浜松から御前崎を回って静岡泊。静岡から伊豆半島を回って伊豆下田ゴールとした。当初は2日目に蒲郡~静岡までの230km走行を予定していたが、出発までの2ヶ月間を自転車に乗れない状態が続いた(サドルに跨れない病の手術)ことを考慮して中間の浜松で1泊することにした。ゴール地の伊豆下田からは電車で東京へ、更にバスで木更津まで輪行して木更津の友人宅に宿泊。翌日、東京までバスで輪行し東京~仙台を新幹線で輪行することとした。

今回も前回と同じくロードバイクを使用して全泊やど泊することとした。

僕のデローザ号の装備はトリプルカーボとクエン酸を溶解したロングボトルと水を入れたレギュラーボトルのダブルボトルと、フレームポンプ。DHバーにくくり付けたバックにはジャージ上下1組、ソックス&アンダーシャツ、着替えの下着とTシャツ&ロングパンツ各1枚、タオル&歯ブラシ、ウインドブレーカー、予備の長指グローブ、ワイヤーチェーン、トリプルカーボ8袋、クエン酸等をパッキングして重量2.6Kg。シートポストキャリアに装着したTOPEAKの専用バックRX Trunk  Bag  EXにはレインウェアー上だけ二人分、レインシューズカバー二人分、アームウォーマー&ニーウォーマー、輪行袋、チェーンオイル、作業用手袋&ウェス少量を入れて重量2.8Kg。そしてビーサン2足をくくり付けた。

カミさんのパナソニック号も、DHバーにくくり付けたウエストバックにジャージ、着替え、洗面道具などをパッキングして重量3Kg。サドルバックにはスペアチューブ3本、タイヤレバー2本、CO2ボンベ2本&アダプター。フレームにはロングボトル1本、輪行袋、フレームポンプを装着した。

 

〖9月17日(月)霧雨〗

12時20分発名古屋行き太平洋フェリー『きそ』に乗船すべく9時半にランクルで自宅を出発した。途中、スーパーで昼食と夕食それに果物などの食料を購入して仙台港フェリー乗り場へと向かった。輪行で乗船するのでランクルは仙台港に隣接する勤務先の駐車場へと移動した。

 事前に予約していた二人部屋の一等洋室は予想以上に快適だった。

 夜になり、部屋のモニターテレビが千葉県沖航行を伝えていた頃波が出てきたらしく緩やかなローリングとピッチングでちょっと気分が悪くなってきた。乗船前に船酔いを心配していたカミさんのほうはなんともないようだった。

《本日のデータ》

支出;\26,260

 

〖9月18日(火)晴れ 気温32℃〗

9時20分名古屋港着。初日の今日は名古屋から知多半島を回って蒲郡市までの130kmの予定。

自転車を組み立てて10時30分に知多半島を目指してスタートしたが自転車通行不可の道路が多くて5箇所で道を尋ねながら進むもついに自動車専用道路に迷い込んでしまった。なんとか一般道に戻ったが名古屋市街を脱出するのに2時間半も費やしてしまって12時半を過ぎた頃ファミマでランチ。

暫く県道を進み国道115号に出たが自動車専用道がトラウマとなり脇道に入り込みまたまた道に迷ってしまった。どうにか一般国道に出て14時半、サークルKでガリガリ君とこの日2本目の水の2Lボトルを補給。それにしても暑い!

常滑市を過ぎて暫く進むと前方にサイクリストを発見。ロードバイクで大き目のザックを背負っていた。併走しながら話しかけると関東方面に出張した帰りでザックにはスーツと鞄と靴を入れてあり最寄り駅から自宅に戻るところとのこと。僕らは今日は蒲郡市まで行くと話したら知多半島突端の師崎からフェリーで行くものと思ったらしい。16時近いこともあり彼のアドバイスで途中から半島をショートカットして武豊町に出ることにした。スーパーサラリーマンと別れた後は予定していた衣浦トンネル(海底トンネル)を抜けて蒲郡市へと向かった。衣浦トンネルは自転車道が独立しており海底までの入口と出口は階段で担ぎとなるが、海底部分は本州と九州を結ぶ下関~門司の自転車道の人道トンネルと同じ雰囲気だった。

衣浦トンネルを出てまもなくトラブル発生!横断歩道を乗車して渡る際(ルール違反でした)左折してくるトラックを横目でマークしていたらグリーンベルトに接触して弾みでリアホイールが大きく振れてしまった。ブレーキアーチを開放して走行は可能だがチェーンステーとのクリアランスは1~2mm程度だった。

蒲郡市の手前で事前にチェックしていたホテルに予約を入れ18時5分に到着した。

《本日のデータ》

DST;107km

TIM;5時間5分(以後TIMは実走時間)

AVE;20.9km/

支出;\20,160

 

〖9月19日(水)晴れ 30℃以上〗

 前日仕入れた朝食を部屋で済ませて8時10分スタート。今日の予定は蒲郡市から渥美半島をぐるっと回って浜松市までの146km。

蒲郡市街を抜けてからは右に三河湾を見ながら広い側道を進み10時20分に最初の休憩でプリンと早くも2本目の2L水ボトルを補給し、昼頃に渥美半島突端の伊良湖岬に到着した。伊良湖道の駅でランチにしたがこの地の名物らしい、はまぐり大の『特大あさり』をつまみに生ビールを二人で1杯(暫く封印していたライド&ビアーを控えめに再開)。メインデッシュは冷たいきしめんとした。

食後、自転車道の標識があったので道の駅の案内所で尋ねると、途中で一般道に出なければならないがここから静岡県境まで続いているとのこと。早速乗り入れたがスタート直後の坂を上りきり遠州灘側に出ると視界が開けて景色が一変した。『渥美豊橋自転車道』と呼ばれるそれは前半はアップダウンとコーナーが続き、随所にビューポイントがあり快適に走行できた。道の両側には我が東北地方とは異なる植生が続き、なぜか黄色の花弁をつけた巨大なサボテンの群生が随所に見られた。

自転車道を約10km走り国道42号線に合流すると間もなく『生メロンジュース』の看板を見つけ産直販売店の店舗に入った。大振りのカットメロンと生絞りのメロンジュースは猛暑で乾ききった身体をリフレッシュしてくれた。その後も緩やかなアップダウンの続く国道42号線と自転車道を交互に走り15時頃105Km地点のサークルKでこの日3本目の水2Lボトルとガリガリ君を補給した。ガリガリ君にはオレンジ味や巨峰味もあるがやっぱりガリガリ君はソーダ味に限る!

17時10分、浜松駅に到着。この日も事前にチェックしていたホテルに電話を入れてチェックインしたが昨日のホテルより2000円高いだけなのに★三つ位グレードが高かくて得した気分だった。

夕食は今夜も近くの居酒屋。

《本日のデータ》

DST;146km(予定とピッタンコ)

TIM;6時間47分

AVE;21.5km/

支出;\21,701

 

〖9月20日(木)晴れ 30℃以上〗

今日も同じパターンで朝食を済ませて8時40分スタート。今日は御前崎を回って静岡市までの100Kmなので気分的にも楽勝と昨日より30分遅く出発した。

15分ほどで浜松市街を抜けて海岸沿いの『浜松御前崎自転車道』にでたがメーターの距離が6Kmで止まっていることに気づいた(おそらく6~7Kmを未計測)。右手に遠州灘を望みながらスズキのテストコースの脇を走行する自転車道を進むも国道150号線に出たりまた戻ったりで時間と距離のロスが多い。

10時40分、サークルKで1回目の休憩。ガリガリ君とフローズンパインを補給。

  12時半、セブンイレブンでランチにしたがまずはガリガリ君!暑さで食欲が無く僕はそうめん、カミさんはざる中華。栄養を考慮してゴーヤチャンプルを追加して水2Lボトルも補給。

自転車道も終わって焼津市から静岡市までは海沿いの県道を進む。静岡市街地を遠望

できる絶景ポイントもあるルートだったがちょっとしたヒルクライムとなった。

14時20分と15時40分に僕ガリガリ君、カミさんパピコとオレンジジュースで休憩をとり、17時10分に静岡駅に到着した。事前にホテルをチェックしていなかったので電話をかけまくり7件目で希望のホテルにチェックインした。ツインで8500円なのでそれなりと思っていたがバスルームの狭さを除けばかなり快適だった。宿の選定にはコインランドリーを必須条件にしていたがこのホテルは無料で使用できたし、朝食サービスなので昨日の三倍得した気分だ。

二日続けて居酒屋での夕食だったので今夜は近くのデパ地下で仕入れて部屋で夕餉とすることにした。

《本日のデータ》

DST;102km+α)

TIM;5時間5分

AVE;19.9km/

支出;\14,299

 

〖9月21日(金)晴れ 30℃以上〗

ホテルでサービスのパン、サラダ、コーヒーの簡単な朝食を済ませて745分に出発した。今日は清水市~沼津市へと駿河湾沿いを通って伊豆半島の西伊豆町までの140Kmの予定。

市街地を抜け海沿いの国道149号線から『太平洋岸自転車道』を進むと、間もなく景勝三保の松原に出た。せっかくなのでちょっとだけ見学した後、10時過ぎに清水市を抜け桜海老で有名な由比に到着。去年出張でこの地を訪れた際に買った土産がカミさんに好評だったので、その時の店に立ち寄り土産を自宅に発送した。

左手に富士山を望みながら国道1号線を進み12時半過ぎに沼津市に入ったところで昼飯。立ち食いそば屋ふうの店で食べたしらすと桜海老の二色かき揚そばは美味だった。

午前中左手に見えていた富士山は、沼津市から国道1号線と分かれて西伊豆町を目指す午後からは右側へと変わった。伊豆長岡町あたりまでは雄大な富士山と穏やかな海辺の景色を眺めながら快適に進み、15時頃ポケットの補給食で休憩した。ここまでなぜかコンビニが少なくて休憩も少なかったが30分後、ヤマザキストアがあったのでパピコと水2Lボトルを補給。メーターは113Km。実はカミさんには言わないでいたが、この先はハードになるだろうと予想していたとおりこの休憩の頃から長いアップダウンが延々と続き恐怖のヒルクライム連チャンとなった。また、このあたりからはトンネルが多くなりフロントクイックに装着したキャットアイEL510とテールライトを点灯しての走行となった。

その後メーターが130Km位から進んでいないことに気づいた。これで2回目のミスだが、再スタートさせればいいところを今回はリセットしてしまった。そこから19Km走り17時半過ぎに西伊豆町堂ヶ島温泉に到着した。

ホテルや民宿数件に電話を入れて民宿保海荘に投宿した。18時を回っていたので夕食の準備は出来ないが、妹が経営している店に車で送迎してあげるとの言葉に甘えることにして、速攻で入浴&ビールの後隣町の松崎温泉に移動した。ドライブインか和食の店といった雰囲気の『さくら』は生ビールが630円で各メニューも総じて高いことに閉口したが『かつおまご茶定食』なるメニューが目にとまり、説明してもらったがよく判らないまま注文した。ジョッキが二回空になったころ小さな釜と、刻んだ大量の玉ねぎの上に盛られた鰹刺身の丼が運ばれてきて食べ方を説明された。手順はまず玉ねぎがしんなりするまで丼の鰹刺身と玉ねぎをかき混ぜる。(これくらいでいい?と聞いたらまだ足りないと言われた)次に釜のご飯を別の丼に半分よそって、先ほどのしんなり玉ねぎ&鰹刺身のこれまた半分をご飯の上にのせて食する。(しんなりとした玉ねぎと鰹刺身の取合せが微妙なマッチングでことのほか美味!)最終ステップは、食べ終わったことを従業員さんに告げる!?すると程なく特製スープが運ばれてきて、残り半分のご飯と例のしんなり玉ねぎ&鰹刺身を乗せた丼に特製スープをかけてもらってずるずるしゅるるとたいらげる。一つのメニューで二度満足できる料理だった。

保海荘に送ってもらう車中で従業員さんに『まご茶定食』のネーミングの由来を聞いたら、美味しいのでまごまごしないで早く食べるということからきているらしい。また、この土地の名物ではなくこの店のオリジナルで『みのもんたのテレビ』でも紹介されたらしい。

《本日のデータ》

DST;約150Km(途中でメーターストップ)

TIM;(途中でメーターストップの為不明)

AVE;(途中でメーターストップの為不明)

支出;\31,035(土産購入で超過)

 

〖9月22日(土)晴れ 30℃以上〗

ツーリング最終日の今日の予定は伊豆半島を回って伊豆下田でゴール。距離は50Kmと短いが、伊豆下田から12時28分発のスーバービュー踊り子6号に乗車予定なので時間に追われる感じで行動。海の幸てんこ盛りの朝食を頂いて7時40分に民宿保海荘を出発した。

 民宿保海荘のおばさんも昨夜の『さくら』の従業員さんたちからも、自転車で伊豆下田に行くには国道よりも松崎からバサラ峠を越えて行った方が良いと忠告され、時間的制約もあることから多いに迷ったが結局計画通りに国道136号線を進むことにした。

9時40分、本日7回目となるヒルクライムの時、これより妻良町との標識が掲げられた峠のピークで大粒の栗が落ちていたので栗拾い&休憩とした。ここまで2時間丁度で27Kmの走行。妻良町からは長い下りが続きその後も下り基調。10時20分、ローソンでガリガリ君タイム。ここまでの走行42Km。そして10時40分、予定通り3時間で伊豆下田駅にゴール!早速駅舎の足湯に浸かり缶ビールで乾杯!!

輪行袋に自転車を納め、駅弁と缶ビールを仕入れて12時28分発のスーパービュー踊り子6号に乗車し、東京からはバスで木更津に輪行し友人の河原君宅へおじゃました。

《本日のデータ》

DST;47km

TIM;2時間30分

AVE;18.4km/

支出;\20,935

 

〖9月23日(日)〗

昨夜は河原君、恵美ちゃん、まもなく2歳の拓海くん、ビーグルの犬ちゃん(犬と書いてケンと読む)のおもてなしで楽しく過ごさせて頂いた。(ありがとうございました)

今日は午前中みんなで富津岬を散策した後、再びバスで東京に輪行し新幹線で帰仙。仙台駅で自転車を組立てて17時過ぎに1週間ぶりに我家に帰宅した。

《本日のデータ》

支出;\30,255

 

〖あとがき〗

①《今回のツーリングのデータ》

  走行距離;552Km

  走行日数;4日と半日

  支出;\164,645

②初日から不注意によりホイールを変形させてしまい、下りは特に注意を払ってスピードを抑えたので最後まで走り通すことが出来たが、内心ハラハラのし通しだった。

 カミさんはMAVIC KSYRIUM  SLで僕はEASTON  ASCENT Ⅱを使用したが、ツーリングの時はノーマルなホイールでニップル回しを持参すべきと反省した。

③めおとジャーニーこれまでの轍

 ‘95年;初ツーリング。自宅~山形県余目までを3日間で224Km。MTBでやど泊。

 ‘96年;自宅~盛岡(盛岡宿泊)~水沢を2日間で267Km。MTBでやど泊。

‘97年;この年はなし。

  ‘98年;この年から前年度のゴール地点を今年のスタート地点とする事にした。

盛岡市~青森市を3日間で349Km。MTBでやど泊。

‘99年;青森市~秋田市を3日間で234Km。MTBでこの年からテント泊。

‘00年;秋田市~新潟市を3日間で295Km。MTBでテント泊+最終日のみやど泊。

‘01年;新潟市~金沢市を4日間で352Km。MTBでテント泊+最終日のみやど泊。

‘02年;この年はツールド能登に参加し3日間で能登半島を420Km。ロードバイクでやど泊。

‘03年;金沢市~鳥取市を3日間で412Km。MTBでテント泊+最終日のみやど泊。

‘04年;鳥取市~門司市を5日間で565Km。MTBでテント泊+やど泊。

     日本海側を南下して6年目で本州縦断完結。

‘05年;この年からは太平洋側を南下することにした。

     自宅~伊豆下田を5日間で846Km。ロードバイクでやど泊。

‘06年;この年はハワイセンチュリーライド参加による経済的理由でツーリングはなし。(センチュリーライドは160Km完走)

 

 

以上