クランク長

 

ちょっと前までは身長の10分の1と言われていましたがほとんどは170、172.5が
普通だったと思います。
クランクが2.5ミリ伸びると上下で5ミリ直径が大きい円を回す事になり
円周にすると17ミリくらい円周が増えます。

短いクランンクは上下の移動幅が少ないのでサドルが低めの人でも上死点(一番クランクが上がった位置)で苦しくなく回せます。
反対に長いクランクは重めのギアでもなんとなく回転させることができます。

どちらかというと短めは回転型で、長めはトルク型です。
脚の長さというより体の後ろ側の柔軟性に影響されます。

短いクランクは回転しやすくこじんまり回す事ができます。
ツーリングや軽めのギアを回す人は試してもいいかもしれません。

長いクランクは重いギアでもある程度回せます。
レース志向の人はこちらがいいでしょう。

クランクを短くすると、回転のしやすさに驚きますが、一転して坂に行くと苦しい場面で
踏めなくなることがあります。トルクが必要な坂は長めを使うのが普通です。
運動量は短くても長くても同じですので、最終的には体の柔らかさに関係すると思います。

プロの場合はできるだけ長くしようとします。
理由はやはり坂に対応するためで、長いクランクはキツイ場面で楽に走れるということでした。

一部のプロはクランクを長くしたらサドルをその分上げます。
下死点が遠くなるので少しずつ上げていきます。
そのままで使うと上死点で脚が上がりきらず太ももの後ろ側が引っ張られます。
この引っ張りは反対の踏み込みの邪魔になるので注意が必要です。
サドルを上げた分は脚が伸びるので最初は低めの回転で脚を慣らします。

逆に下げる場合もあります(ほとんどが下げる)。この場合は普通のサイクリストにも
いいかもしれませんがクランクの上死点が高くなるということで窮屈になるかもしれません。
ここが長めのクランクにした時の難しい点です。

クランクを短くした時はそのままで大丈夫です。運動範囲が小さくなるので回すのは楽になります。

結局色々試したあとで自分にあった長さというのが判ってきます。
エンドの場合サイクリングを始めた頃は165でしたが、170に変えて坂が楽になりました。
一度165に戻しましたが回しやすくても緩い坂、向かい風などでスピードが乗らないので
再度170に戻しました。
坂のTTは172.5でも良いかもしれません

プロのTTのときは体に影響が残らない距離(40キロ以内)なら5ミリ伸ばした175とかを付けました。

まとめると
ツーリング、一定走行・・・・短め
レース・TT・ヒルクライム・・長め
といったところでしょうか。