フィッティング
最近は色々なタイプのフィッティングがでている
フィッティング、ポジション合わせ、バイクフィットなど呼び方も色々
基本的にはメーカ主体のものは自転車に体を合わせる
それは既に自転車があるという前提があるからだ。
BIKE FIT シマノ
レテュル スペシャ
モルフォロジック フランス
などが該当する。
いろんなタイプがあり機械で計測するもの。
理論値で数値を出すものに分かれる
一方アナログ系
フィッターと呼ばれるコーチ的な人が合わせるもの。
これは数字よりも見た目の動きで決定される。
フィッティングする人の主観で決まる場合が多く、コーチ的意味合いも強い。
何度か繰り返して調整して結果が出て来れば最もいい方法だと思う。
ただ良い結果が出ない場合もあり、結果を求めるのかそうでないのかで選択が変わってくる。
いくつかのタイプを経験したところではそれぞれ一長一短がありどれが一番とは断言できないが
機械式はポジションが固まっている人(いい意味とそうでない意味どちらも)
つまり変更の余地が少ない場合、精度を出したい場合に向いている。
昔どこかで三角定規的なもので合わせたタイプがあったが、あれはひどい。
体の動きを無視してはフィッティングの意味がないからだ。
ただ宣伝媒体としては解りやすかった。
もう一方アナログ系は
ビギナーで全く知らない場合や怪我などで数値に出せない問題がある場合には大きな効果がある。
または体が硬くてそのフォームに辿り着けない場合。
機械式は通常横からの寸法でフィッティングするが
アナログは前後左右で膝の開きや左右バランスもチェックできる点も利点と言える。
機械式アナログ式両方に言えるのは一回でポジションは決められず、本来ならそのポジションで乗ってみて
違和感やパフォーマンスを調べて初めて完了と言える。
しかし乗らなくなったりするとまた戻ってしまうので、ベルエキップでのフィティイングは基本の形で行うようにしている。
基本的なポジションは大きく変わらないのでプロ選手が自分の基本形のこだわるのはそれを変えたくないからであり、冒険して怪我などしたくないというところから来ている。
機械式の難点は調べる人種が欧米が主体でアジア系データが少ないことである。
なのでシマノもレテュルも高めサドルで遠め低めハンドルになるのは否定できない。
レテュルも出来立ての頃、多分2014年頃、台北ショーの小さなブースでデモを行っていたが聞いてみたらその点は知っていたようだ。
シマノは頻繁にデータ更新しているようでだんだんいい感じになっている。
ベルエキップではなかなか時間が取れないためにあまり使われていないのが我ながら残念だ。