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台中バイクウィーク

月曜から金曜まで不在させていただきました。

3年ぶりに視察にいってまいりました。

このイベントはいわゆる一般向けではなく大手メーカーやオリジナルブランドを開発しているメーカー向けのOEMイベントです。

見せるという部分はあまり考慮していないようで簡単なディスプレイとたくさんの説明で対応するというものです。

すでに現品は市場に流通していて各国の輸入元はそれらの商品を知っているので展示されているものは2018以降のサンプル、新製品が展示されています。

まだ完全な製品になっていない物や開発中の木型、金型、今は3Dプリンタで試作した製品などよく見かけます。

会場はホテル(5ヶ所)で一般的ブースもありますが、日本でいう宴会場や会議室、通路なども使ったユニークなものです。いたるところにメーカーブースがありこういうのも有りだなと感じます。

大手メーカーシマノ、カンパ、スラムなどはクローズされた大部屋で各国のディストリビューター向け説明会を行っています。

ほとんどが半年以上後に発表されるプロダクツです。

今回の目的は

全体の流れを見ることが第一目標。

カーボン製品の進化を調べること

ディスクブレーキとリム関係の下調べがメインでした。

全体には2年前から進んでいたグラベルロードが来年2018から各メーカー本格的に力が入って来そうです。

グラベル(石ころ)とは呼びますが、イメージは純レーサーまで行かないサイクリストに適応もできるどこでも走れる自転車というイメージです。

タイヤは23から28または32が入るフレームはCXに分類され、最新は650X40まで入るモデルが出て来ています。

ディスクブレーキになってリムの大きさが関係無くなったのでフレームさえフィットすればあらゆるところが走れるようになります。

また、泥除けダボ(またはネジ穴)つきフレームが多くなりそうです。

話題になったタイヤ幅は23主流から25を経て今は28が軽いという説まで色々です。

色々意見は聞きましたが、みんなはっきり言ってよく解らないというのが本音のようで。

おそらく形状が丸(オーバーサイズ)→かまぼこ型(普通)→半円(アンダーサイズ)に進むにしたがって転がりが軽くなるのではないかというのが大方の見解でした。

つまりリムの内幅が広くなると軽い23でも今までの25と同じ性能で軽くできるという考え方です。

一部では車輪径がもう少し小さい方が転がり抵抗が減るという意見も聞きました。

これはなぜこうなったか別の機会に。

今のカーボンリムの耐熱温度の最高値は300度、最近の平均では220度です。その温度では今はタイヤの方が負けてしまうのでタイヤ側が温度対応に苦戦しているように思えました。

耐熱温度は3年前は最高値180度でしたからほぼリムの方はどのメーカーもクリアーしているとも言えます。

チューブレス対応リムは増えて来ています。

ただディスクブレーキ用ホイールではノーマルタイプもよく見かけました。

メンテが簡単なのがメリットなのかもしれません。

フレームは台湾オフィス、中国工場製が一般的になりました。

最近はカンボジア、バングラデシュの工場も増えて、今回の展示会でも見かけるようになりました。

すでに5、6年前の技術、精度はどこも軽々とクリアーしているので台湾企業の元請けで各国の工場へ振り分けられるようです。

中国メーカーの話を聞くと、

たくさん生産することで色々な問題、課題が発生、それを一つづつ解決する過程が大事と話しておりました。

たくさん生産することで改善ポイントを見つけることができると言うことのようです。

また台湾国内で作り始めているメーカーもちらほら戻って来ているようです。

どの会社も試行錯誤で試作を繰り返しながら(特に台湾企業)製品を作っている姿勢にはなにか共感するものがありました。

ただ、中国も数年前までモノマネコピーが主流でしたが最近は独創的になり開発スピードが異常に早いような気がします。

E-BIKE

ユーロバイクでもたくさん出ているアシストバイク

今回も色々なユニットを見ました。日本製ではNIDEC日本電産の資料をみました。

日本規格の24kmでカットされるのは簡単そうで技術的には結構難しいのだそうです。

色々な関連部品も多く出ていてE-Bike世界はかなり進んでいました。

初心者の方やパワーが少ないパートナーとも同じ条件で走れるのはお互い良いと思うので

日本でも早く規制緩和してもらいたいですね。

試作品も多いのでアップできる写真が少ないですが。

以上、簡単なレポートでした。

遠藤

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