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世界的自転車不足4( 2023モデル)


全体


徐々に供給が戻ってきています。

納期が早まってきているメーカーもあります。

しかし、価格は大幅に上昇中!


まだまだスムーズではなく一部メーカーは止まったままです。

消えるメーカーが出ると思います。


部品供給が途切れとぎれで、完全回復まではもう少しかかりそうです。


問題は素材価格の高騰で円安も影響していて断続的に値上げ情報がきております。


全体価格では2019年の40パーセントアップくらいです。



欧米ではコロナ終息に伴い自転車需要の爆増も一段落していて、作り過ぎやキャンセルされた車体パーツなどが出てきているようです。


そのため一部でディスカウントもあったりで部品の流通が戻るのを待っていればその必要も無くなるため海外の倉庫には山積みになっているそうです。



車体価格

でも書いた通り金属系は高くなってきました。

2023のモデルを見るとBMCなどはアルミフレームの105モデルで既に40万超えします。


素材から作れるジャイアント(GLMという会社を持っている)はまだ価格を抑えることができています。



カーボンは去年の値上げからはあまり変わっていません。

フレームが上がっているメーカーは理由は不明ですがかなり色々なコストが上乗せになっているのだと思います。

ドル建てとユーロ立ての違いもありユーロ圏で作っているメーカーはあまり上がっていません。

中国などで組み立てるドル決済の完成車などは大幅に上がっています。


小規模マイナー系は工場直送でコストを抑えてきています。

たとえばBOMA WINSPACE  TEBE, YOELEO などはあまり上がっていません。



流通コスト

コンテナの価格や飛行機の便も復活してきて価格は戻ってきています。

小口の飛行機便も使いやすくなっています。



パーツ

シマノが1月から上ります。

海外生産分がメインです。今の所ティアグラ以下とパーツと若干の消耗品です。


105以上のモデルに関してはあまり情報がありません。

ただティアグラが105とほぼ同じになるところをみると

それ以上のグレードも価格が上がると思います。

時期は不明ですが春か、春の需要時期を過ぎてからになるかもしれません。




メーカー完成車


上がる見込みのパーツは完成車メーカーにはすでに連絡があるはずなので

これから発表になるモデルは大幅値上げになる予想です。


おそらく、また再び30−40%の上乗せ

円が高くなれば来年後半は少し落ちるかもしれませんが。


いくつかのメーカーは1モデルのみ(ほぼハイエンドモデル)発表していて

それなりに上がっていますが生産地がヨーロッパだったりするので

今の所大きな影響はありません。


2023−24モデルを出していないメーカーも年明けから販売できるモデルから

出して来ると思います。


同じスペックで色違いでもパーツが上がれば高くなるので

気になる方は今のうちがお買い得と思います。



取扱各メーカーの状況


ジャイアント  プロペル以外はほぼ回復基調

WILIER  ほぼ回復 シマノなどの変更があれば価格アップありえます。

ORBEA  ほぼ回復。 遅くても春には納車可能

TIME   時間はかかりますが通常通り。

ピナレロ  現状在庫限り 新型が出ても価格が上りそうですのでお早めにどうぞ。

TEBE ほぼ在庫あり 納期3週間

BOMA ほぼ在庫あり 無い場合2ヶ月ほどで納車


LOOK 国内在庫無し モデル継続です。価格が上りました。納期未定

CHAPTER2 随時入荷あり

DEROSA  入荷が少量で不安定です

FOCUS   入荷が少量で不安定です


WINSPACE 新型が出るようです。

YOELEO  ほぼ安定供給 納期3週間


FACTOR 時間はかかりますが通常通り

COLNAGO 時間はかかりますが通常通り







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